バナー制作を始めたばかりの頃、デザインに関する言葉がわからなくて戸惑った経験、ありませんか?
「そのまま使っていい画像ですか?」
「カンプって何?どこまで作るの?」
「この色はWeb用?印刷用?」
そんなふうに、やりとりやチュートリアルの中で、専門用語の意味があやふやなまま進めてしまって、不安になることがありました。
私自身も副業デザイナーとしてココナラでバナー制作をする中で、
「これ、最初に誰かにまとめて教えてほしかったな…」と思ったことが何度もあります。
ということで今回は、バナー制作やデザインの現場でよく使われる用語を、初心者向けにやさしく解説した用語集をまとめてみました。
制作する側・依頼する側のどちらにも役立つ内容になっているので、必要なところだけでもチェックしてみてください。
よく使うデザイン用語20選(初心者向け)

※できるだけやさしい言葉で、実際のやりとりや制作の場面で出てきそうなものを中心に選んでいます。
解像度(dpi)
画像の細かさを表す単位。
Webでは72dpiが基本ですが、印刷では300dpi以上が必要になることも。
ピクセル(px)
Web上の画像サイズを表す単位。
「幅600px × 高さ400px」など、バナーの大きさを指定する際によく使います。
RGB / CMYK
色の表現方法。
RGBはWeb、CMYKは印刷に使われます。Web用バナーではRGBが基本です。
トンマナ(トーン&マナー)
デザイン全体の雰囲気や統一感のこと。
「明るくポップ」「シックで信頼感がある」など、テイストの指示でよく登場します。
カンプ
完成イメージに近いデザイン案のこと。
本制作前の確認用に出す「ラフの清書」に近い段階です。
→ 実際のやりとりで使う用語も、事前に知っておくと対応しやすくなります。
カーニング(文字詰め)
文字と文字の間隔を調整すること。
見た目のバランスを整えるためによく使います。
7. 余白(ホワイトスペース)
文字や要素のまわりにある空白部分。
デザインをスッキリ見せたり、情報を整理して伝えるためにとても重要です。
レイアウト
情報や要素の配置のこと。
バナーでは「視線の流れ」や「読みやすさ」を意識したレイアウトが求められます。
フォント / フォントファミリー
文字のデザイン。
ゴシック体・明朝体など、用途に合わせた使い分けが必要になります。
→ 実際にバナー制作で使っているおすすめフォントや選び方のポイントを紹介しています。
ヒエラルキー(視覚的な優先順位)
「どこから目に入るか」をコントロールするための設計。
見出し・本文・ボタンなどに強弱をつけて、読みやすく伝える工夫です。
レスポンシブ
スマホやPCなど、画面サイズに合わせて表示が変わる設計。
Webデザインでよく出てくる用語ですが、バナーでも意識する場面があります。
ファーストビュー(FV)
Webページを開いたときに最初に見える範囲のこと。
この範囲内に配置するバナーは特に目立つように設計します。
クリック率(CTR)
バナーが表示された回数に対して、どれだけクリックされたかの割合。
広告効果を測る指標として重要です。
A/Bテスト
複数のバナー案を比較して、どちらがより効果的かを検証する方法。
マーケティング視点でもよく使われます。
ヒートマップ
Webサイト上で「どこがよく見られているか」を可視化したデータ。
クリックの傾向や視線の流れを分析するために使われます。
ベクター / ラスター
画像の種類。
ベクターは拡大しても劣化しない(Illustratorなど)、
ラスターはピクセル単位で構成される(Photoshopなど)。
→ IllustratorやPhotoshopの特徴も用語と合わせて押さえておくと、より理解が深まります。
SVG / PNG / JPG
画像の保存形式。
SVGは拡大に強く、PNGは透過可能、JPGは軽くて写真向き…など、それぞれ特徴があります。
テンプレート
あらかじめ構成が決まっているひな形のこと。
効率的にデザインしたいときに活用されます。
モックアップ
完成イメージを現実に近い形で見せるための見本デザイン。
提案時に使われることも多いです。
サムネイル
一覧で表示される小さな画像のこと。
YouTubeやココナラでも重要な要素のひとつです。
→ ココナラのさむねいるについてサイズや比率、作り方のポイントまで詳しくまとめています。
まとめ
わからない言葉が出てくると、それだけで不安になってしまうもの。
でも、実際に使われる用語を少しずつ覚えていけば、やりとりや制作がぐっとラクになります。
これからバナー制作や副業デザインに取り組んでいきたい方は、
まずはよく使う言葉だけでも、気軽に覚えてみてはどうでしょうか。

全部覚えなくても、必要なときに見返せば大丈夫。最初はなんとなく知ってるくらいでも、ちゃんと力になりますよ。
→ 実際に案件を受けるときに意識したいポイントもこちらで紹介しています。
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