副業で経費を整理しようと思ったとき、意外と一番つまずくのが「領収書・レシートの管理」です。
最初は「とりあえず取っておく」だけで安心しがちなんですが、確定申告の時期に見返すと、こうなりがち。
- 何の支払いだったか分からない
- 紙がぐちゃぐちゃで探せない
- クレカ明細とレシートが一致しない
この記事では、副業デザイナー(ココナラでバナー制作など)を想定して、紙・クレカ・スマホ撮影の3つを「最小ルール」で回す整理術をまとめます。
完璧を目指すより、続けられる形にするのが目的です。

なぜ領収書整理が必要?(結論:あとで説明できる状態にするため)
領収書やレシートを整理する目的は、きれいに保管することではなく、ひと言で言うとこれです。
「あとで説明できる状態にしておく」
経費は「これは仕事のために必要だった支出です」と説明できるかどうかが大事。
領収書や明細が残っていれば、申告のときに迷いが減ります。
経費の考え方自体を先に整理したい人は、こちらの記事も合わせてどうぞ。
まず決める「最小ルール」3つ(これだけで回る)

領収書整理って、やり方が人によって違いすぎて混乱しがちなんですが、私はまず「続けられる形」を先に決めるのが一番だと思っています。
ここでは、最低限これだけで回るルールを3つ。
支払い方法をできるだけ固定する(クレカ1枚/口座1つ)
副業の支払いが、現金・複数のクレカ・複数の口座に散るほど、整理が面倒になります。
全部を完璧に分けなくても大丈夫。
できる範囲で「副業の支払いはこのクレカに寄せる」だけでも、後がかなりラクになります。
紙はスマホで撮って残す、迷うものは一言メモ
紙の領収書を「いつかまとめて整理しよう」と思うと、だいたい溜まります。
溜まった時点でしんどい。
なので基本は、迷ったらスマホで撮る。
そして用途が分かりにくいものだけ、一言メモを残す。
例)
・「素材購入(バナー用)」
・「デザイン本(配色)」
・「印刷物の参考資料」
この一言があるだけで、翌年も迷いません。
保存先を1つに決めて、月1でまとめる
保存先が散ると、結局探せなくなります。
どれでもいいので、保存先を1つに固定するのがおすすめ。
そして、月1で「今月分をまとめる」だけでOKです。
紙の領収書の整理(捨てない・撮る・まとめる)
紙の領収書は、扱いを決めておくとラクになります。
まずは紙の置き場所を固定する
家の中で領収書が迷子になりやすいので、置き場所を決めておくのがおすすめです。
「とりあえずここに入れる箱」があるだけで、散らかりが減ります。
迷ったら撮影して保存する
紙は撮影して保存しておくと、探す時間が減ります。
(撮影したら紙は捨てる/残すは、あなたの運用ルールでOK)
撮影するときは、あとで見返す前提で
この3つだけ意識すると十分です。
クレカ明細の整理(分ける/メモする)
クレカは履歴が残るので便利なんですが、混在すると訳が分からなくなりがち。
副業用の支払いは寄せるほど勝ち
副業の支払いをなるべく同じクレカに寄せると、
になります。
明細だけだと分かりにくい支払いは「用途」を残す
例として、こういうものは明細だけだと分かりにくいです。
この場合、完全に証拠を作るというより、
「自分が後で思い出せるメモ」があるだけで十分です。
スマホ撮影のコツ(撮り方・ファイル名・保存先)

スマホで撮る場合、ここだけ押さえると管理が崩れにくいです。
写真は「領収書専用アルバム」に入れる
写真アプリに「領収書」アルバムを作って、そこに入れるだけでもOK。
ファイル名(またはメモ)をシンプルに
ファイル名を変えられない場合は、メモ欄でもOK。
例)
「2026-02 Adobe」
「2026-02 素材」
「2026-02 書籍」
月1でまとめる(これが最重要)
毎日整理は続かないので、月1で十分。
月末に「今月の領収書をまとめて処理する時間」を15分だけ取るのが現実的です。
領収書整理をラクにしたい人は、会計ソフトを使うのがおすすめです(私はやよいを使っています)。
よくある失敗(これだけ避ければOK)
領収書整理でよくある「詰むパターン」は、だいたいこの3つです。
とりあえず取っておいて放置する
→ 溜まると二度と触れなくなります。撮るだけでOK。
保存先がバラバラ
→ 写真、メール、LINE、机の上…みたいになると探せない。保存先は1つに。
用途が分からない支出が増える
→ カフェ代、書籍、家電などは、メモがないと翌年100%迷います。
一言メモでOKです。
よくある質問(Q&A)
- Q領収書がない支出は経費にできない?
- A
基本は領収書や明細がある方が安心です。ただ、クレカ明細や購入履歴など、支払いを確認できるものが残っていれば整理しやすいケースもあります。迷ったら「記録が残る支払い方に寄せる」のがおすすめです。
- Q現金で払ったものが多いんだけど、どうすればいい?
- A
現金が悪いわけではないですが、管理は難しくなります。今後は「副業の支払いはできるだけクレカに寄せる」だけでも改善します。すべてを変えなくてもOKです。
- Q領収書の用途メモって、どこに書けばいい?
- A
紙なら裏に一言。スマホならメモ欄。会計ソフトを使っているなら、仕訳メモに一言残すのが手軽です。「あとで自分が分かればOK」の気持ちで大丈夫。
関連記事(内部リンク)
経費の考え方を先に整理しておくと、領収書の管理も判断がラクになります。
確定申告の「必要・不要」や20万円ルールの整理はこちら。
まとめ:完璧より「続く形」がいちばん強い
領収書整理は、完璧を目指すほど続きません。
でも「支払い方法を固定」「紙は撮って残す」「保存先を1つに決める」だけで、確定申告前のストレスはかなり減ります。
今日からできる最小の一歩はこれ。
迷ったレシートを1枚だけ撮って、保存先に入れる。
これだけでOK。
整えるができると、副業の作業も気持ちもラクになります。

領収書って、溜めれば溜めるほど面倒になります…。
私は「迷ったら撮る」「月1でまとめる」だけにしてから、申告前にバタつかなくなりました。完璧じゃなくていいので、続く形を作るのが一番だと思います。
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