「センスを磨きたいなら、たくさんのデザインを見るといい」
これはよく聞くアドバイスですが、ただ“眺める”だけではなかなか感覚は育っていきません。
実際に私自身、見ているつもりでも「何が良いのかわからないまま」流していた時期がありました。
でも、“観察する視点”を持つようになってから、少しずつ目が育ってきたと感じています。
今回は、そんな“観察力”を育てるためのギャラリーサイトの活用法と、私がよく使っているおすすめサイトをご紹介します。
「観察力=センスの土台」
センスといっても、急にひらめいたり、生まれ持った才能というわけではなく、
日々の“気づく力”=観察力が、デザインの目をつくってくれます。
ただ「いいな」と思ったデザインを保存するだけでなく、
「どこに惹かれたのか?」「どういう構成になっているのか?」を少しでも意識するだけで、
自分の中にある“好き”や“パターン”が見えてきます。
観察するときのポイント3つ
パッと目に入る要素を探す
一番最初にどこに目がいったかを意識してみます。
見出し?写真?色?その“第一印象”は、デザインのフックになっている部分です。
視線の流れとレイアウトを追ってみる
バナーやLPでは「どの順番で読ませたいか」がデザインに組み込まれています。
文字の配置や要素の動線を追って、流れを感じてみると構成の理解が深まります。
似たようなジャンルで共通点を探す
ジャンル別に数枚並べてみると、「この配色よく使われてるな」などのパターンが見えてきます。
業種やターゲット別に観察するのもおすすめです。
→ 「何を見るべきか?」がわからない人へ。情報収集のコツと便利サイトを用途別にまとめました。
観察力が育つおすすめギャラリーサイト3選
■ SANKOU!

Web全体の構成やレイアウトが見られるギャラリー。
LP、サービスサイト、採用ページなど幅広く掲載されていて、ファーストビューの見せ方や導線設計を観察するのにぴったりです。
■ URAGAWA

デザインの“裏側(URAGAWA)”にある意図まで掲載されている、珍しいスタイルのギャラリーサイト。
「なぜこのデザインになったのか?」が見えるので、目的に沿ったデザインの考え方を学ぶのに役立ちます。
■ BANNER LIBRARY

バナー専門のギャラリーサイト。
業種・カラー・ジャンルで絞り込みができるので、ピンポイントで探せます。
配色やフォントの使い方、余白感など、バナー制作をしている方には特におすすめです。
「見るだけ」で終わらせない工夫
この3つを習慣にするだけでも、センスの“貯金”が少しずつたまっていきます。
→ ギャラリーサイトの活用方法に加えて、日々のちょっとした習慣でもセンスは磨かれていきます。
まとめ : 観察力がつくと、センスも提案力も変わる
センスは一朝一夕で育つものではありませんが、
「観察する力」を意識することで、少しずつ自分の“目”が変わっていきます。
ギャラリーサイトも、ただ眺めるだけで終わらせず、
「どこに惹かれた?」「なぜそう思った?」と考えることで、より深い学びにつながります。

まずは、1日1サイトだけでも“観察の目”を意識して見てみてはいかがでしょうか。
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