「毎回デザインを考えるのに時間がかかる…」
「なんとなく似た雰囲気ばかりになってしまう」
そんなふうに感じるときは、“情報収集の習慣”を見直してみるのがおすすめです。
今回は、私自身が実践している情報収集のコツと、実際に参考にしているデザイン系サイトをまとめました。
アイデアは「ストック」しておくのが大事
白紙の状態から毎回アイデアを出すのは、誰でもしんどいもの。
そのために、日頃から気になったデザインをストックしておく習慣が役立ちます。
PinterestやNotion、ブックマークでもOKですが、
あとで見返しやすいように「テーマ別」「テイスト別」などで分類しておくのがポイントです。
「デザインを見たらすぐ保存する」などの行動も、日々の習慣として自然にできるようになると、引き出しの増え方がぐっと変わります。
→ センスを磨く方法｜毎日できる5つの習慣
苦手ジャンルをあえて集めてみる
「かわいい系が苦手」「メンズ向けのバナーが作れない」など、苦手意識があるジャンルこそ、情報収集の価値が高いです。
最初は眺めるだけでもOK。
「よく使われてる色」「フォントの傾向」など、少しずつパターンが見えてきます。
苦手を“避けずに慣れる”ことで、引き出しの幅がぐっと広がります。
「見るだけの日」をつくるのも効果
制作がない日でも、ギャラリーサイトやSNSを眺めて“気になったデザインだけを集める日”をつくってみるのもおすすめです。
探すことに集中すると、普段見過ごしがちな細部に気づくことができます。
デザイン情報収集におすすめのサイトまとめ
実際に私が使っている、おすすめのデザイン参考サイトをご紹介します。
用途にあわせて使い分けると、より効果的に引き出しが増やせます。
■ ギャラリー系
SANKOU!
→ WebデザインやLP構成の参考に。実例が多く、カテゴリ分けも見やすい。
URAGAWA
→ 制作の「意図」まで掲載されたギャラリー。読み物としても学びが多い。
BANNER LIBRARY
→ バナー特化。業種・色・目的で絞り込みできて探しやすい。
■ 配色・フォント系
デザインAC
→ 商用利用OKのテンプレや配色見本が豊富。バナー作成の即戦力ツール。
FONT FREE
→ 日本語対応・商用利用OKのフリーフォントが探せる便利サイト。
フォントの使用例も豊富で、雰囲気をつかみやすいのが魅力。
■ トレンドチェック系
Goodpatchブログ
→ UI/UXやデザインの考え方、トレンドを掘り下げた良質記事が多い。
Photoshop VIP
→ フォントや配色、デザイン素材のトレンドに敏感なキュレーションメディア。
海外デザインの流れもチェックできるので、引き出しを広げたい人にぴったり。
まとめ : デザインの引き出しは情報収集で増やせる
デザインの引き出しは、センスだけで増えるものではありません。
日々の「見る・集める・整理する」を繰り返すことで、自然と増やしていくことができます。
自分に合ったやり方で、コツコツ情報をストックしておくことで、
いざというときに迷わず引き出せる“自分だけのアイデア集”になっていきます。
情報収集も、ちょっとした習慣のひとつ。無理なく続けてみてはいかがでしょう。
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